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猫塚を探して〜その1  
探訪2009年3月27日
西へ
 
静岡新聞社発行の石造物を紹介する書物『石は語る』(2003年7月刊1630円)によって知った沼津の石巖頭さまにお参りした後、次に行きたいところがありました。それは、御前崎にあるという「猫塚」です。
え、猫が石造物になって祀られているって? そんなことがあるのでしょうか。でも本にはちゃんと写真が載っています。これは見に行かなければなりませんね。そうして、ある土曜日に車を西に走らせたのでした。


          
高速道路は使わずに、下道で行きました

吉原宿にて
 御前崎に行く途中、ぜひ寄りたいところがありました。それは吉原宿です。なぜって、桜海老のかき揚げ丼を食べたかったからです。 国道一号線バイパスを降りて、由比地区へ入ります。駐車場に車を止めて歩くと、そこには、宿場の面影を残す風景が見られました。

 これは、馬に水を与えた場所。いかに多くの馬がここに集まったかを物語っています。





そしてこうした宿屋の跡が保存されています。





お土産店のた佇まいも昔風です。



寺で墓石を見る
 案内のパンフにお寺が載っていたので、寄ってみました。参道には、古道の雰囲気が残っています。



 境内の片隅に集められた墓石は、無縁さんのでしょうけれど、特徴があります。それは、他所の地名が刻まれている事です。きっと旅の途中で亡くなった人たちを弔ったのでしょう。でも管理する人がおらず、こうして集められた状態にしてあるのだと思います。


 
桜海老を食す
 旧一号線近くに、小さな桜海老博物館を併設した観光客相手の食堂があります。おいしいお店かどうか分からないのですが、入ってみたらこれが当たり! 合い席でテーブルにつき、とろろそばを頼んだらとてもおいしいので、かき揚げ丼も追加でいただきました。


          
「ゆい桜えび館」という施設です


      
    「とろろそば」おいしそうでしょう〜


   
          桜海老のかき揚げ定食も頼んじゃった

 さあ腹ごしらえもできたので、いよいよ御前崎に向かうことにします。いったい猫塚とはどんなところにあるのでしょうか。

       「猫塚を探して〜その2」につづく      
                                             
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