葉

大段を目指して
                訪2005年12月29日   
 
プロローグ
 12月の仕事が一段落して、そろそろ山を歩かなくちゃなぁ〜と思っていた頃、KAZU様より掲示板にいくつかの重要な書き込みをいただいた。その一つは蓮台寺の天神神社奥にあるという、謎の石。何でも、「太陽神」という文字が彫られ、朱で染められているというのだ。
 
 もう一つは、稲生沢地区のどこの土地からもその威容を見上げることのできる「大段(「おおだん」と読んでいいのだろうか)」という山の情報。西本郷から大沢口に抜けることのできる道があり、峠には石造物の痕跡が見られるという。 なぬっ!? 石造物?! そうと聞いては、居ても立ってもいられない。 その道は、確かに国土地理院発行1/25000地形図「しもだ」に記載されている。途中には峠の存在も見て取れ、何かありそうな雰囲気なのだ。

 そこで、年度末休業になった初日、単独で探索を試みることにした。冬休みに入り、父親嫌いになっている次女との折り合いも悪いので、ここは一つ留守にするのもよかろうという気持ちもあった。(とほほ…)

 ルートは、KAZU様のお勧めにより、西本郷から峠を目指し、石造物を調査。その後一旦大沢まで歩いて道程をコンプリート。同じ道を引き返して、峠から大段に登頂。そこから尾根を伝って高馬の竹麻神社に下るという計画だ。

取り付きは小山田から
 午前11時半、何だか雪雲のような暗い雲が空を覆う中、飲み物と非常食の源氏パイをリュックに入れ、両手にはバイク用の革手袋をはめていざ出発。もちろん今回は地形図も携行している。なにしろ今日は途中から道なき道を行くのだ。わくわくするなあ。おお、県南病院の前から、大段がそびえ立つのが見える。今日は必ずあそこまで行くのだと、武者震いをして画像を一枚。


        かみさんの実家もこの辺

いよいよ入山
 小山田の最後の民家は、廃タクシー車両の置き場だった。そこからは地図にある通り、しっかりした道が存在した。


        初めてくる道はわくわくする


    さあ、この道が消えずにどこまで続いているか…

 歩き始めて程なく、左に鋭角で分かれる道がある。が、そこは無視。明らかに方向が違うからだ。道か沢か分からない踏み跡を踏みしめて、直進しよう。まもなく沢は左右に分かれるが、地形図と照らし合わせてここは左と判断。踏み跡らしい痕跡も残っている。まもなく鞍部を越えるはずだ。
 するとそこは小さな峠のようになっており、誘うように向こうに道が続いている。


          第一の峠(みたいなところ)

 右に山肌、左に谷という様子の巻き道を歩いていく。すぐに農作業小屋が建っていたと思われる跡を過ぎる。辺りはみかん畑だったようだ。放置されて5,6年か。

 左手は敷根の清掃事務所のようだ。計量を済ませた車に退出を促すブザーの音が、頻繁に聞こえてくる。空き缶を処理するような重機の音も聞こえている。踏み跡はしっかりしており、左下には、地図通り、衛生プラントの銀色の建物がちらちらと見えている。やがて道は一旦標高を下げ、プラントの奥から峠に向かうはずだ。


  この辺はまだ道がはっきりしているが…

峠を目指して
 衛生プラントの建物が見えなくなってまもなく、道は竹藪の中で下から登ってくる道と合流した。ここで11時を知らせる市のチャイムが聞こえた。あとは、この沢を登っていけば、峠に到達するはず! なあんだ、簡単じゃん! とこの時は思っていたのだが…。


        赤いペンキが頼もしく感じられる

 沢に道はなく、倒れた竹をくぐったり跨いだりしながら登っていく。時には山肌によじ登って沢を迂回し、ひたすら登る。獣道とおぼしき細い踏み跡も認められる。 と、正面にY字形の分岐が現れた。右手はさらに険しい枯れ沢。が、左手には人口の石組みが見える。こちらだ!


          うっ、これはもはや道ではない


        ここを右に行くべきだったのか?

第一の失敗
 不思議な石組み、といえばberryさん。またまた見つけましたよ〜、などと心の中で思いながら、ひたすら沢をよじ登る。倒れた竹の枝が顔を払い、ほおに突き刺さる。恐いなあ〜。この急斜面を倒れた竹が滑り落ちてきて自分を直撃したら、首にグサッ! それこそ映画「オーメン」の世界だよ。ほらあの、滑り落ちてきたガラス板が人の首をスパッ! と切断するところ。おお、恐っ!(やめましょう、こんな話)

 さて、前方が明るくなってきて、いよいよ峠なのかな、思ったより近かったな、と希望を持ち、登りに登る。
 峠(じゃないんだけど)は明るく開けており、尾根を渡る風が涼を運んできている。が、ちょっと待て。あそこに見えるのは、敷根グランドや下田中学校だ。変だニャー〜。目標とする峠より、西に寄っているようだ。改めて地図を見ると、どうも沢を途中で西に折れてしまい、尾根の最南端の小ピークに出たようなのだ。


         いかにも峠、という感じなのだが


            あれは下田中学校


            尾根の南端の小ピーク

 ガーン! これでは、峠まで尾根伝いに歩いていかなければならない。無駄足だった…。
 が、考え直してみよう。KAZU様の御同僚の方は、何とサンワークの奥からよじ登り、峠を経て大段に至ったと聞く。となれば、私の足跡も決して無駄にはなるまい。むしろ貴重な経験として歓迎される。
ま、ものは考えようですね。

大段が見えてる!
 仕方なく尾根をたどってさらに登る。踏み跡はない。右手には、木立の間から、大段とその上に立つ反射板?が見えている。かなり遠いな。あそこまで行けるのか。地図で見ると、ここから一旦峠の西のピークに立ち、そこから東の尾根を伝って峠に降りるルートになりそうだ。コンパスは携行していないが(おいおい!)、幸い所々眺望がきくので、周囲の状況に気を付けていれば、大段には到達するだろう。その後はひたすら竹麻神社を目指して降りていこう。(と、その時は思ったのだが…)


        山頂の反射板 完全な前ピンになってしまいました

峠の西のピーク
 アオキの灌木が茂る薮をかき分けかき分け、ピークを目指す。ジャケットの中のトレーナーも、手にはめた皮グローブも、汗でじっとりしている。空は曇り、今にも雨粒が落ちてきそうな気配だが、ここまで来たら、行っちゃおう! 
 尾根を外さないように慎重に歩を進め、順次ピークを制覇していく(大げさ)。連なる頂上には石ぐらいしかないが、峠に近い最後のてっぺんには、赤いスプレーで目印がしてあった。山頂なのに、大きな岩がごろごろしている。雑木がその岩を割るように根を張ってすっくと立っている。自然の営為とは驚いたものだ。でもこんな所に缶スプレーを持って来ている人がいるというのも驚きなのだが…。


        西尾根のピークはどこもこんな様子


      てっぺんにある岩には 赤いスプレーが



 さて、ここが峠の西で一番高いピークと思われる地点に立つ。ここから東へ降りれば、峠に至るはず。が、待て。地図を見ると、北にもう一つピークがあり、そこから東に緩やかな尾根が延びている。危ない危ない。急いては事をし損じる。ここは一つ、さらに歩を進めて次の頂きから右に折れることにしよう。しかしこれは完全な薮漕ぎだ。伊豆薮山の会なるものがあるそうだが、これは完璧にお勧めのコースだよ。

峠だ!
 木立の間からは、大沢とおぼしき山々が見え隠れしている。右手には大段が見える。だんだん近くなってきたね。 この辺りだろうという所に見当を付けて下降開始。


           反射板がしっかり見えている

 左手には、山肌を削られて赤茶色になった崖が遠く見える。加藤興業の採石場跡かと思われる。と言うことは、峠からはあちらを目指すのか。かなり遠いなという印象。
 と、見ると、尾根の傾斜が緩やかになり、少し広くなった場所に出た。足元には、人為的に作られた長方形の石が転がっている!!! も、もしやここが峠では!?


        おお、これは! (長さ1mほど) 向こうにもぐるりと並べられている


         峠の様子1 (右が西本郷方面 左が大沢方面)

   峠の様子2 向こうが大沢方面 右には「つくばい」? 大きさは他の石柱と同じでかなり大きい


    峠の様子3 大きな岩の上部が削られている お地蔵様がいたのか?

 おお、ほかにも明らかに石を並べて作った台座か基礎か、何かを建ててあったと思われる丸い土塁のようなものが。 そして、さらにちょっと離れたところには、KAZU様が教えてくれた、水入れのような石もある! 

 来たんだ、とうとう大段西の峠へ。

 が、待てよ、峠にしては南北の斜面が非常に切り立っており、ここに道があったのか?と思うような所だ。たぶんつづら折りの道がついていたと思うのだが、かなり険しい道だったに違いない。 これを今から大沢方面に下るのか? いや、やめておこう。(ズルイッ!)今回は大段を目指して、後で改めて大沢への道を探訪することにしよう。さらなる情報集めもしたいしね(言い訳)。

ここが大段だ
 さて、大段へは、峠から東の尾根を伝っていけば到着するはず。右手は下田港が低く見え隠れしていて、港の漁船の音などが聞こえてくる。人の声さえ「おーい!」と言えば聞こえてくるような感じだ。あの景色を目標にしていれば、道も分かるはず。さあ、行ってみよう。

 地図の上では短い距離でも、いざ山に入ると思わぬ時間を食うもの。まだかまだかと歩くこと十数分。傍らの木の幹には、赤いペンキがスプレーされている。山歩きの人が付けた印か、はたまた反射板の管理をする人のためか。(それにしても、反射板の保守をする人たちは、どこから登ってくるんだろうか。)

 いかんせんそろそろだよな、と思う頃、赤いペンキに加え、青いタフロープが枝に巻き付けられているようになった。しかもあちこちに。


        道と赤ペンキと青いタフロープ もうすぐだ!

 と思う頃、あ、あれは!? やたーっ、白い指標らしきものが見える。あの石標は、三角点だろう。とうとう来た! ここが大段だ。

        やっと来ました 大段 二等三角点の石標はまだ新しい

 山頂は、広さ12畳ほど。そこだけ灌木が処理され、三角点が守られている。眺望はきかない。少し離れたところに山椒の幼木が生え、乾いたアケビの実が下がっている。好きな人は何回も来るんだろうな。

第二の失敗
 さて、ここからがいよいよ道なき道を探索して帰路につくルート。が、目星はついている。おじナベ先生ご案内の「野崎邸に降りるルート」から一つ北の尾根をたどり、竹麻神社に降りるのだ。この先、反射板を過ぎて下り坂が急になった辺りを北に折れれば、尾根に入るはず。


           巨大な反射板が2枚設置されている 

 大段の山頂に私を導いてくれた赤ペンキは、さらに続いている。それに引き寄せられるようにして、尾根を東に降りていく。木立の間から遠方すると、右には…、あ、あれは下田港の犬吠島と堤防だ。正面のお椀を伏せたような山は…、高根山か。左下の白い建物は、稲生沢中学校? 


          まだ赤いペンキが…

 現在位置とこれからのルートを見るべく、地図を広げると、どうやら高根山の方向を目指して行けば、竹麻神社方面に出るはずだ。

 人が歩いたような踏み跡は、ない。が、獣道のような痕跡は所々にある。傾斜は徐々に急になってくる。
姿勢を低くし、木々に手をかけて、慎重に下る。木は、枯れて朽ちているものもあるので、注意が必要だ。

 時々木立の間から町の建物などを見取りながら、針路を修正しつつ、降りていく。ちょっとでも尾根を外すと、急峻な崖に(木が茂っているので一見崖とは分からず、足を踏み入れてしまいそうになるのだ。やはり道なき道にコンパスは必需品のようだ。今度買いに行こう…。(^^;)


            これは本郷方面の展望だ

 さて、地図で見ると、大段から竹麻神社までの尾根には、所々小さなコルがある。そこを外さずにたどっていけば、間違いなく神社に到達するはず! 

 が、実はここで私は大きな過ちを犯していたのだ。確かに、ここから降りることができれば、その先には竹麻神社がある。が、実は神社に行く尾根は、一つ北の、別の尾根だったのだ。そしてその尾根は、大段のもっと上から分岐しているので、ここからはアプローチすることができない。単なる勘違いであるのだが、それはあまりに大きな勘違いでもあった。

道がある!
 この時は、自信満々で行けると思っていた。相変わらず滑落しないように足元に気を付け、木に腕を絡ませて降りていくのだが、ここで、突然U字形に掘られた道に合流したのだ。

 上を見ても下を見ても、明らかに道だ。私が降りてきた方の左(北)をそれは登っていく。ひょっとしたら、これがおじナベ先生ご提供の「竹麻神社からの道」なのか。


        これは下から見上げたところ 山頂まで続いているのか?!

 やがてひときわ大きな倒木が横たわっており、それをはいつくばるようにして越えると、何とそこは峠のようになっており、左右(南北)に道がついている。右(南)は野崎邸方面、左(北)は、竹麻神社脇の集落に出るのだろうか。もしそこに道が続いていれば、の話だが。


            明らかに里から道が来ている


           こちらは野崎邸側に下る道だろう

 ここを迷わず直進し、一旦山肌を登る。と、ほどなく形の崩れかけた石祠と、自然石を利用した常夜灯を見つけた。


           こ、これは山の神様か

 ここは神社を擁する山。となると、後宮か山神のような祠があって然るべきなのだ。正確にそれが何であるかは分からないのだが…。

生命の危機を感じる時
 祠を過ぎると一旦登りになり、やがて小高い頂きに出る。しかしここからが大変な道のりの始まりになろうとは、祠に納められた神様しか知らないのであった。


          こんな小ピークがいくつかある

 向こうに高根山は見えている。尾根もたどっている。道はこれでいいはずだ(道はないけど)。

 が、問題が発生してきた。尾根が…、尾根の下り傾斜が、どんどん急になってきたのだ。斜面を滑り落ちないように、体は山肌を這うように低い体勢にし、ゆっくりゆっくり慎重に降りていく。2本の足と2つの手のどれにも体重を集中させないように均等に重さを分散させ、踏みしめる斜面の土が崩れないように、手を掛けた木の枝が折れないようにと、万が一の事態を想定して降りていく。そんな姿の私を誰かが見れば「あはは、変な格好!」と笑うに違いない。こんな状況、これまでの古道探索にはなかったことだ。もしかしてこれはかなりのピンチかも!


        すぐそこに下界は見えているのに

 が、やがてその時は来た。神社に到着したのか? いや、違う。実はもう山肌に取りすがることしかできなくなり、前進不能。つまり、にっちもさっちも行かなくなってしまったのだ。もはや頭には「下田の中年無謀オヤジ、町のすぐそばの山で滑落事故」という結末しか浮かばなくなってしまった。

 このような状況で選択すべき道は、一つ。そう、戻るのだ。大段まで戻って帰路を選ぶことは残りの体力からして難しい。そうだ、さっき見た峠のようなところまで戻ろう。そこからうまくいけばエスケープできるかもしれない。
 最後の力を振り絞り、たった今降りてきた尾根をよじ登る。降りるよりも登る方が気が楽なので、ちょっと救われる気持ちになる。でも危なさは変わらないので、慎重に慎重に…。

 やっとさきほどの祠にたどり着き、自分を守ってくれたことに感謝して、峠を南に下ることにした。(この時、北に下っていれば、竹麻神社のある洞にたどり着いていたと思う。残念。)

帰還
 峠から竹林に入る道は、果たしてしっかり窪みを作って下に降りている。どうやら里に下りることができそうだ。(道よ、消えないでくれ〜)と祈りながら下りていく。 辺りにみかん畑や農作業小屋を見つけた時には、思わずへなへなとしゃがみ込んでしまった。ここは水筒のお茶を飲んで、生きているありがたみをかみしめよう(大げさ)。


       これは私を里へと連れて行ってくれる道か?


         おお、道が続いている

 さて、この道は一体どこに出るのだろうか。いや、今はそんなことなど、どうでもいい。自分が生きていれさえすれば。


       どうやら生還できたようだ でもここはどこ?

 と、道はどんどん下り、野菜が植えられた畑が見えてきた。と、そこにおじさんがいる。思わず「おじさーん。生きて帰ってきましたよ〜。」と駆け寄りたくなったが、道が畑からそれたので、それは機を逃した。

 やがて山道は舗装され、民家の脇に出た。あ、ここは…、かつて稲梓勤務時代にご一緒した事務官で、野○の会幹事の○辺先生のお宅がある辺りではないか。今年の天○陛下須崎ご用邸ご滞在の折りに僥倖されたと聞いたが、本当なのだろうか。いや、そんなことよりも、ここに出るんだったんだ〜。野崎邸からは目と鼻の先だな。もしかしてここがおじナベ先生お勧めのルートなのかも。とすると、峠からの分岐を向こうに行けば、竹麻神社ルートに行けていたのかも。そういうことだったのか…。無理矢理尾根を下ろうとした自分が愚かだったんだ。事前調査は大事だ。今日ほどそれを思ったことはなかったな。フッ…(自嘲)。


           こ、ここは?


     ここに出るのだったのか! (東京宝の倉庫の前だ)
 
せっかくだから竹麻神社へ
 無事に里に下りてはきたが、このまま帰宅しては物足りない。せっかくだから、竹麻神社に寄っていこう。

 膝が笑っている足を引きずるようにして、県道脇の歩道をとぼとぼ歩く。反射炉跡のバス停まで来ると、前から下田行きの白い路線バスが見えた。乗客と間違えられるといけないので、バス停から離れる。このバスは、いったい何時通過のバスだろう。時刻表を見ると、13:30か14:30のどちらかだ。あとで家に帰ったら確かめてみよう。

 改めて竹麻神社を訪ねることにして、鳥居の前で一礼。奥の山筋を見ると、ああ、あそこを降りようとして奮闘したんだな、ということが分かる。なんだ、神社のある尾根筋は一本違うじゃん。バカな私。しかも降りようとしていた所のふもとは、崖崩れ防止の工事中だよ。(画像は、私が遭難の恐怖を感じていたと思われる箇所。決して木にぶら下がっているところを表しているのではない)



帰宅
 竹麻神社を後にして、高馬の古道をとぼとぼ歩く。振り向くと今降りてきた大段からの尾根が、私をあざ笑うかのようにそこにある。

 あれ? あれは何だ? 野崎邸の上辺りに何かあるぞ? 何やらていねいに作られた祠があり、何かが納められているようだ。 よおーし、今度行ってみよう。 今日は疲れたからね。




         立派な祠のようだ 何だろう

 「ただいまー。」と言って居間に入ると、時計は午後3時を指していた。思ったより歩いたな。あれは14時33分のバスだったんだ。
 と、そこで参考書とノートを開いていた次女が、ぷいっと勉強道具を持って2階へ行ってしまった。 とほほのほ、仕方ないか。いつか必ずパパの所へ戻ってきておくれよ。お小遣いをもらう時はにこにこするんだから、大丈夫だよね(笑)。 

                                             
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