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深根城址の枝垂れ桜を訪ねる
北条五代記に記された凄惨な歴史はいつのことか…
探訪2001年4月7日   

 
 「今が満開です。」という新聞記事を読み、土曜日の午後、仕事が終えた後で、深根城址の枝垂れ桜を訪ねました。城址は、現在、個人所有の宅地になっていますので、どなたかお知り合いの方を通じてアポをとってから行かれた方がよいと思います。
 さて、深根橋のたもとで車を降り、『深根城址』という石柱を見て、南に進みます。ほどなく右に入る山道が見えます。そこを登っていけば、稲梓の山々を眺めながら城跡にたどり着きます。(まっすぐ進むと、子育て地蔵のある市道から登ることもできます。)途中、西側から来る山道と合流しますが、それは茶々丸の墓から来る道でしょうか。これらの画像は、家人の方のお許しを得てあります。では、ごゆっくりご覧ください。
     高さ50pほどの標識       途中の山道から箕作(地蔵山と堪左衛門)を望む


                      西側からの眺め

 深根城に関する史実は既に下田市では有名ですのでここでは省きますが、『北条五代記』に記されているという、かの戦による落城の場面は、もはやいつの時代のことだろう…、と思われるほど、静かでおおらかに桜の木はそびえています。稲梓では、加増野の報本寺の枝垂れ桜もかなり見事だそうですので、そちらも訪ねてはいかがでしょうか。
                                    
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